日本大学医学部

初期・後期研修医の皆様へ

高山忠利

医学部長
高山忠利

日本大学医学部は,「良き臨床医の育成」「優れた医学研究者の輩出」および「それらの養成を目指す医学教育者」の育成を最大の目標に掲げています。

本学部の卒業生は1万人に達し,地域医療や高度医療に大きな力を発揮しつつ,学界,官界,政界でも重要な役割を担っています。附属板橋病院は,地域医療に貢献するとともに多くの分野で最先端の高度医療を提供しており,総合病院としての役割とともに臨床医を一から育てていく土壌が備わっています。優秀な医師を養成すべく全スタッフは努力を惜しみません。また,医師が行う臨床研究には重要な価値があるという考えから,横断型医学専門教育プログラムを大学院医学研究科に開講しています。これにより,専門医の取得を目指す後期研修を進めながら同時に学位も取得できるように支援いたします。

良き先輩や後輩を持つことが医師としての人格を形成し人生に豊かさを与えてくれます。ぜひとも本学で医師としての真の実力と良き仲間を獲得してください。

森山光彦

卒後教育担当
鈴木孝浩

これまでは各学会が独自に専門医制度を運用していましたが、2018年4月より日本専門医機構が、中立的に専門医の認定と研修プログラムの評価を行うことになります。まずは基本領域と称される内科、外科、小児科、産婦人科、泌尿器科、脳神経外科、整形外科、形成外科、耳鼻咽喉科、放射線科、皮膚科、精神科、救急科、麻酔科、眼科、病理科、臨床検査科、リハビリテーション科、総合診療科の19領域において、足並みそろえて新専門研修制度が開始されます。基本領域専門医を取得後に選択できるサブスペシャリティ領域専門医取得に向けた教育にも同時に対応できるよう、本学では各学系および卒後教育委員会において熟考し、淀みのないプログラムを作成できたと自負しております。指導医数、症例数も豊富であり、数多くの専攻医に充実した研修を提供できることは、まさに日本大学医学部の総合力の現れです。また専門医研修と並行して、大学院での研究、学位取得が可能なプログラムになっていることも、大学人として重要なポイントであると思っております。

日本専門医機構では、専門医とは各診療領域において適切な教育を受け、十分な知識、経験を有し、患者から信頼される標準的な医療を提供できるとともに、先端的医療を理解し、情報提供できる医師であると定義しています。これはまさに本学の教育目標である、専門性を目指しながらも、全人的医療をも同時に収得すること、着実に医療技術を習得し、精神的にも優れた医師となることに通じており、この点でも本学での研修は社会に求められる専門医の育成に貢献できるはずです。本学での一貫した初期研修、専攻医研修にて医師としての修錬を積んでいただき、専門医を取得、延いては指導医、将来の医療を担う人材となっていただけるよう期待しております。

内山真

研究担当
内山真

日本大学医学部大学院では、研究施設としては先端医学総合研究センター、総合医学研究所医学研究支援部門があり、研究を極めようとする学徒に開かれています。毎年特別講義を行い、内外の卓越した研究者をお呼びして講演会を開き、各分野の研究会や講演会などに関する情報もより広く広報できるよう体制を整えています。こうした中で、狭い専門性にとらわれず、是非参加しアカデミアの一員として知の楽しみを感じ取ることができると思います。

専門医資格と大学院との両立を図りたいとの要望が高まって来たため、平成20年度から内科系・外科系・病理学系に、専門医を取得する教育を受けながら研究を行い、学位を取得する大学院プログラムとして、横断型医学専門教育プログラムを開講しています。これは、一時期の負担は大きいですが、授業料も従来の半額となっており、臨床と研究を両立させながら進んでいきたい若い諸君には是非チャレンジしてもらいたいと思います。待っています。