日本大学医学部案内
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50Nihon University School of Medicine ■ 基礎分野専門基礎分野と専門分野Ⅰ,専門分野Ⅱ,統合分野の基礎となる科目。人格形成に役立つ科目であり, 看護学との関連性を考慮し, なおかつ一般教育的な意味がある。■ 専門基礎分野専門分野Ⅰ,専門分野Ⅱ,統合分野の基礎となる科目。看護の対象である人間を理解するために,からだの仕組みの理解と同時に人間の心の概念や成長・発達についても理解する。■ 専門分野Ⅰ全ての看護実践の基礎となる科目。基礎看護学で,科学的根拠に基づいた看護実践を行う上で必要な知識・技術を学ぶ。■ 専門分野 Ⅱ対象別の看護を中心とした科目。「成人看護学」「老年看護学」「小児看護学」「母性看護学」「精神看護学」で構成され, 対象の発達段階に応じた看護の実践を学ぶ。■ 統合分野基礎分野,専門基礎分野,専門分野Ⅰ,専門分野Ⅱで学習した知識・技術を統合させる科目。地域療養者とその家族を対象とする「在宅看護論」と,「看護の統合と実践」で構成される。カリキュラム概要 私は看護の原点を考えたとき,あの宮沢賢治の「雨にも負けず,風にも負けず…東に病気の子供あれば行って看病してやり,西に疲れた母あれば行ってその稲の束を負い,南に死にそうな人あれば,行ってこわがらなくてもいいといい,北に喧嘩や訴訟があれば‥」の一節を思い出します。まさに病んでいる患者さんを思いやることこそ看護の原点と思います。 看護の歴史は人間社会の起源とともに始まったと言われております。女性が子供を産み,育て,加齢とともに病を患い,そして死亡する。この一連の生命摂理の中で人間は一人では生きてはゆけません。初めは肉親の間で助け合いながら,そして社会の中で助けられ他人の支援を受けながら生活をしております。この人間の心身の弱い部分や弱い時期に支援の手を差し伸べることが看護であり,仏教やキリスト教などの宗教によって発展してきました。ご存じのように近代看護学を確立したのはあのナイチンゲールと言われております。その看護師の仕事は人間の分け隔てなく弱者を思いやる心,豊富な看護知識,科学に裏打ちされた技術から構成され,どれが欠けても質の高い看護は成り立ちません。 日本大学医学部附属看護専門学校は,日本大学の目的と使命に基づき,看護の実践者を育てること,日本大学および社会に貢献できる人材を育成することを教育目的としております。 看護学は医学と同様に日進月歩の発展を遂げており,社会に貢献できる方々は生涯看護学の修得を自分に課せる人でなければなりません。このように知識と技術の習得は一生涯の勉強です。また,宮沢賢治の様な弱者を思いやる心がなければ知識,技術の習得も社会に貢献できません。当看護専門学校は素晴らしい講師陣,豊富な臨地実習の場も整っております。どうぞ患者さんのために,社会のためにお役に立ちたいと熱い心をお持ちの方々のご来校を心からお待ちしております。校 長 大井田 隆思いやりの看護

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