日本大学医学部案内
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47年より開始しました。基本的看護技術の研修を新卒看護師少人数制(10人程度のグループ)の研修を企画,基礎看護技術習得研修約130項目について一人当たり年間40時間(勤務時間)の教育時間を確保し実施しています。少人数であることより,新人看護師も質問の時間もとりやすく,ゆとりある研修となっています。さらに,クリニカルラダーⅠ対象(新人対象)基本的看護技術パート1~5,年間5回の研修会(Off-JT)を開催しています。研修内容は看護技術のほか救急看護,医療安全,看護倫理他多義にわたりプログラムされています。 看護部ではクリニカルラダーによる教育段階を踏まえた教育プログラムを企画し,実施しています。教育の目標はキャリアを生かした「ジェネラリストの育成」です。 施設外教育の例としては日本看護協会・都道府県看護協会主催のもの,学会が企画する教育など多くの研修会が開催されています。 看護における認定看護師制度は日本看護協会の認定するもので,一定の研修期間と試験による認定制度です。いずれも施設外教育と限定されているため,習得可能な要件,組織運営上(診療報酬基準を満たすための認定看護師の専従配置など)必要とする人材の選出など,人事配置を鑑みた選択が必要です。一方,看護師個人のスキルアップを考えた場合,施設外での研修はキャリアプランを発展させる動機づけとなります。資格取得後,それぞれの取得した役割を発揮できるよう配置することで,専門領域を特化した看護を提供することができます。 当院は専門看護師3名(慢性疾患看護・がん看護・感染症看護),認定看護師20名(感染管理,皮膚・排泄ケア,集中ケア,救急看護,緩和ケア,がん化学療法看護,がん性疼痛看護,透析看護,新生児集中ケア,訪問看護など)が,それぞれの専門領域で専従または専任者として役割を担い活動しています。 研修委員長はじめ14名の看護師が委員として関わり,年間の研修を企画・準備・運営に携わっています。教育には人材の確保と経費(資料など)が必要です。教育費に関しては予算計上し病院からの支援を受け運営することができています。近年はITの普及に伴いナーシングスキル・eラーニングなどを活用することができるようになり,動画による技術の習得ができ,時間と場所を選ばず自己学習しやすくなりました。 終わりに,さまざまな卒業背景を持つ看護師の集団ではありますが,板橋病院の看護師として安全な看護技術を習得,患者さんが安心できる看護を提供することを目標に,看護師が働きやすい職場環境と教育支援体制を構築してまいります。・院内の基礎看護技術評価をクリアし,臨床の現場で安全なベッドサイドケアが提供できる・専門職業人,日大板橋病院のナースとして必要な基本姿勢と態度を習得している・緊急時,災害時の対応を理解している・看護過程を踏まえた個別なケアが実践できる・状況に応じたリーダーシップが発揮できる・看護観,倫理観に基づいた看護実践と患者の安全確保ができる・専門領域における看護実践の役割モデルとなれる・あらゆる場面でのリーダーシップが発揮できる・先輩,学生に対して温かい指導的な姿勢で関わることができる・院内において看護実践における役割モデルとなれる・看護単位における課題を明確にし,改革の推進者と慣れる・看護単位,院内において教育的役割ができ後輩の育成ができる・管理及び専門分野の研究を行い質の向上に寄与できるファーストレベルセカンドレベルサードレベル専門看護師認定看護師クリニカルラダー Ⅰ (対象者の目安:1~2年目)クリニカルラダー Ⅱ (対象者の目安:3~5年目)クリニカルラダー Ⅲ (対象者の目安:6年目以上)クリニカルラダー Ⅳ    (ジェネラリスト)マネジメントラダー日本看護協会承認資格マネージャースペシャリストスペシャリストラダー日大板橋病院看護部における臨床看護実践能力習熟度臨床看護実践能力習熟段階(クリニカルラダーⅠ~Ⅳ)施設外教育教育研修部

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