日本大学医学部案内
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44Nihon University School of Medicine 日本大学医学部附属板橋病院のある区西北部(豊島区,北区,板橋区,練馬区)は,日本でも最も大きな二次医療圏の一つです。このため,本院と帝京大学医学部附属病院の2つの大学病院が地域がん診療連携拠点病院として認定されています。地域がん診療連携拠点病院として果たさなければならない役割は大きく,必要なあらゆる機能について院内の整備,刷新を継続的に行っています。いわゆる5大がんである,肺がん,胃がん,大腸がん,肝がん,乳がんに加え,前立腺がん,子宮がん,血液腫瘍などの各診療科のがん診療に関するデータ集積や院内外を対象としたがん診療に関する講演やセミナーを定期的に開催しています。 本院で開催される「地域連携がん診療セミナー」はすでに32回を数えます。また,区西北部の住民を対象とした年1回開催の帝京大学病院との共同開催の「日大・帝京大病院地域がん連携拠点病院合同セミナー」も5回を数えています。 2007年4月1日より開設された「がん相談支援センターは,がんの医療に特化した相談窓口として,がん診療に精通する専門スタッフが対応しています。永年地域と共に活動した支援の実績を基に,がん患者さんやご家族が持つ悩み・心配事について一緒に考え,問題解決のお手伝いをしています。治療法,緩和ケア,生活支援,セカンドオピニオン,就労支援などに関する相談にも対応しています。また,院内の診療体制の強化を目的に,平成19年に腫瘍センターが開設されました。複数の各科専門医で構成される領域別キャンサーボードが設置されており,最新のがん治療と各患者さんに最適な治療を提供するべく活動しています。手術療法,化学療法に加え,照射内の放射線の強度を変化(変調)させて照射を行う強度変調放射線治療(IMRT)等の放射線治療を積極的に行っています。さらに今後,前立腺全摘除術におけるロボット支援下腹腔鏡手術(ダヴィンチシステム)の導入を予定しています。 区西北部のがん診療連携拠点病院である本院には,患者さんの期待に応えて高品質で安全な医療を提供し,学生ならびに若手医療従事者のために良い教育・研修環境を整備する責務があります。今後も進歩著しいがん診療の実際を次世代の担い手に確実に効率的に伝えていきます。患者さんへの最新の治療,最適な治療を提供する板橋病院Nihon University Itabashi Hospital地域がん診療連携拠点病院地域がん診療連携拠点病院板橋病院の役割

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