日本大学医学部案内
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 研究者は,外部・公的研究資金の獲得を意識して研究を展開しており,新たな外部・公的研究資金の獲得を目指した研究プロジェクトを多く遂行しています。加えて,基礎医学と臨床医学の有機的結合により,研究で得られた成果を医療に反映させる体制が整備されており,毎年,各種補助金・公的研究資金等の外部競争的資金の獲得にも寄与しています。 また,日本大学の持つ「スケールメリット」と「ネットワーク」を活用することにより,医学部だけではなく大学全体としての重要な研究拠点を形成しています。その結果,充実した研究環境が構築されて,多くの研究成果を挙げています。最近では,医学部の研究高度化を図るため,大型公的研究資金の獲得を目的に,ターゲットとした大型公的研究資金に関するプロジェクト研究を「医学部高度化推進事業」として支援することも試みています。 この数年間,公的研究資金の新たな獲得も続いていることから,公的研究資金における研究費の裾野も拡大しており,これらに関係する研究活動も活性化してきています。 産官学連携の推進による社会的評価向上と研究の活性化を図るため,共同研究・受託研究の充実に積極的に取り組んでおり,毎年,新規の多様な共同研究・受託研究が開始されています。一方で,前年度から開始している共同研究・受託研究も多数あり,その殆どは現在も継続して研究が進められています。なお,日本大学医学部では,こうした研究者の研究活動を奨励する「奨学等寄附金」の寄附金制度も整備しており,常に受入れ体制を整えています。 また,共同研究・受託研究の充実にとどまらず,企業等との協同体制による実用的な技術を創出すべく,学内TLOである日本大学産官学連携知財センター(NUBIC:Nihon University Business, Research and Intellectual Property Center)との連携の下,知財・特許権にかかる出願・取得等を行っており,知的財産の創出と活用に向けて,毎年,着実に実績を得ています。 産官学連携の活性化は,すなわち,大学としての社会貢献の増大をもたらすとの考えから,多様化する産官学連携の形態を見据えて,共同研究・受託研究のみならず,寄附講座の設置も視野に入れながら,社会情勢に適応した研究の進展を図っています。 日本大学発イノベーションの創出を図るため,複数学部が連携する研究を推進することにより,多様な研究分野による横断的な研究の実践に加え,学部間連携による新たな研究領域の創成を目指しています。具体的には,学部連携研究推進シンポジウムの活用,学術研究助成金総合研究,理事長・学長特別研究等への採択があり,医学部の多くの研究者が日本大学における各学部での研究プロジェクトに参画しています。このほか,各研究者において,それぞれ自分の専門領域に限らず,他学部・他大学の研究者と共同研究を実施することで,異分野融合による研究も推進しています。中には,他大学では実現できない日本大学固有の取組もあり,異分野融合型の新たな学部間連携研究としてパイロット的なプログラムも見受けられます。産官学連携研究と社会貢献活動異分野融合・複合領域における研究推進日本大学医学部では,各研究者の研究活動を推進・支援するため,「外部研究資金の獲得を意識した研究活動」「公的研究資金を通じた先端的医学研究の実践」「医学部高度化推進事業による大型プロジェクト研究への支援」「大学の総合性を活かした研究プロジェクトへの参画」「国際的研究交流の推進」「医学研究支援部門における利用環境の充実」「研究成果の公開に関する持続的検討」「NUBICとの更なる連携による技術移転の促進」「寄附講座及び共同研究・受託研究の推進による産官学連携の活性化」の各項目を研究戦略上の具体的方策として掲げて,各研究の進展を目指しています。公的研究資金を通じた研究活動Overview研究概要光トポグラフィによる脳3Dマッピング29

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