日本大学医学部案内
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机上で診断から治療までをシミュレート 5年次の臨床講義では,医師として良質な医療が提供できるようになるために,提示された症例の病歴や現症から情報を取捨選択し,その患者の病態あるいは診断について焦点を絞る思考過程を訓練し,確定診断に至る検査の選択や治療を理解します。知識の再構築 6年次の総合講義では,これまでの6年間の総まとめとして,医師として医療の第一歩を踏み出し,その任を果たすために必要な知識の確認・再構築をし,応用力のある幅広い問題解決能力を身につけます。 自身の知的好奇心に基づく興味や創造力をかきたて,学問の面白さを発見・再確認することができる学生本位のカリキュラムです。学生自らが学習テーマを定め,実習先の選択から書類の準備まですべて学生自身が行います。意欲があれば国内に限らず海外施設で学ぶこともできます。医師として生涯にわたり自らの知識を広げ,常に研鑚する「自主創造」の礎となるものです。 医療チームの一員として診療業務を分担しながら,教員の指導のもとで一定範囲の医療行為を行う診療参加型実習(クリニカル・クラークシップ)のスタイルで進められます。学生は,Student doctorと呼ばれ,患者さんに接しながら基本的臨床技能,現場での思考法,さらに態度を含めた医師としての能力を総合的に学んでいきますので,より実践的な実力を身につけることができます。 4年次後半から5年次までのBSLの成果は,5年次の学年末に行われるOSCEで試されます。5年次OSCEは4年次の共用試験OSCEと異なり,本学部独自で実施しているもので,質量ともに共用試験OSCEより高いレベルの課題が課されます。そして,その試験結果は,学生が自らの学生到達度を確認できるだけでなく,教員側の指導法にも反映させ,より効果的な実習を行うことにも成果を挙げています。 6年次の選択BSLでは,2週間で1タームの実習を4ターム,計8週間の実習を行います。学内コースだけでなく,関連病院をはじめ学外コースも設置し,地域医療の実習も経験することができます。564臨床実習(BSL)/ 選択臨床実習(BSL)年次( 4年次後半〜5年次)( 6年次)5臨床講義年次6総合講義年次6自由選択学習知的好奇心を満足させる自主創造の学習年次11

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